(闇うさぎ)
~第4章~
第7話:
いぬは、
大きな光の輪っかに、とびこんだ。
ドッパァン ドッパァン
ドッパァン ドッパァン
ドッパァン ドッパァン
まわりが一気にまぶしくなり、目がくらんだ。
ぶッグション!!!!!!
?!!!!!
急に身体がなげだされ、
気がつくと、オレはひっくり返っていた。
ガッシャン!カッカランッ!!
?!!
こ、ここは?!
オレは、目を凝らして
あたりを見まわした。
、
たおれたグラス、飛び散ったなにか、
口をあけたばばあ、そして、じじいだった。
?!!!
おい、じじいっ!!!
おめえ、何してやがる?!!
勝手に、体ん中に入れやがって!!!
オレが立ちあがろうとした、その時だった…
『あんれ、じいさま。
こちらは、お客さまですかい?』
オレ達の会話に、
ばばあが、わりこんできた。
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