(闇うさぎ)~第4章~第2話:終わりの言葉。

短編つぶやき小説

(闇うさぎ)
~第4章~

2話:終わりの言葉。


 

 

?!!

終わりの、言葉?!

終わりの言葉って、どういうことよ?!

 

!!!!!!

 

その時…オレは思い出した。

 

あれっ?

そういやあ…

オレの願いごと、どうなったのよ??!

 

カラダの傷を効率よく治療!!!

そして、パーッと派手なパフォーマンス!!

さらに!!体力を使いすぎねえカラダにしてくれよ!!!!!

って、オメエに頼んだよな?!!

 

!!!

でよ!オレ、あんとき…

すっげえ、眠くなったんだわ…!

 

?!!

目ぇ覚めたらって…もしかして、オレか??!

 

 

『心の… 畑に…

お水… くだたい…』

 

 

『ご主人… たま…』

 

 

『ボクと…

いつも… 一緒でとぅ…』

 

 

種の声が、だんだんと小さくなった。

 

 

!! !!

オレは地面を叩いた。

 

分かった!分かった!!

水な!ちょっと待ってろ!

 

オレは、ギターケースから靴下をとり出し

 

手あたり次第に、靴下を壁にこすりつけ

 

!! !! !!

壁の水滴を取りまくった。

 

 

そして、

 

!!!!!

靴下をしぼって、種に水をかけてやった。

 

 

!!

治ってもねえのに、終わりのことばなんて言えるかよっ?!!

 

 

 

オレ、すっげえカッコ悪いじゃねえかっ!!

 

 

 

・・・。

 

 

 

クソッ!!!

しょうがねえなっ!

 

 

言ってやるぜ、終わりの言葉…

 

 

 

!!!!!

 

オレは地面に向かって叫んだ。

 

 

『無敵の男うさぎ…参上!!!!!』

 

 


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