(闇うさぎ)~第3章~第60話:ボク、失敗しちゃいました~!

短編つぶやき小説

(闇うさぎ)
~第3章~

60話:ボク、失敗しちゃいました~!


 

#イッツ

#ショウタイム

!!

オレが手をポンと叩くと、いぬが吠えた。

『ウォ…? ウォン…ウォウォウォ―ーーン…!』

 

!!!!!

 

桃が一気にデカくなった。

 

!!!!!!!!

ほら、もるちゃん!

大きくなっちゃった!!

 

#びっくりしたでしょっ

 

!!!!!

『桃があるんなら、

最初から言いなさいよっ

良かった!これで元に戻れる!!』

 

もるちゃんは嬉しそうに、ヒョイと桃をつまみあげ…

ドデカい口に投げ入れた。

 

#もぐもぐ

・・・。

 

そして、

デカい目を閉じ、美味しそうに桃を味わった。

 

そうなのよ!

この桃、すっげえ旨いんだわ!

#もるちゃんっ

#お味はどうでちゅか~

#うふふ

 

#お替りもあるからね

#あと一個だけだけど

 

!!

もるちゃんはしばらく味わった後、

 

!! !!

 

ゆっくりと目を開け…

周りをキョロキョロと見まわした。

 

?!!!

なによこれ

 

・・・。

 

カラダが戻ってないじゃない!

 

可愛いはずのもるちゃんの顔が…

鬼の形相に変わっていた。

 

?!!!!!!!

ガシュゥウウッ

 

突然、目の前の地面に穴が開いた。

オレは風圧で吹き飛んだ。

 

#ぅぅ~

#イデデデデッ

 

?!!

その時…オレの体が浮いた。

 

『ここは危険じゃ。急いで逃げるじょ』

 

!!

じじいだった。

 


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