(うさぎ)~第4章~第12話:無駄遣いの王様か?!!

短編つぶやき小説

(うさぎ)
~第4章~

第12話:無駄遣いの王様か?!!


 

 

おばあさんは、うなずくと

そのままゆっくり、

水を入れたグラスをいぬくんの方に持って行った。

 

??!

あれ…?!!

 

いぬくんにむかって、

 

闇うさぎくんが、怒鳴っていた。

 

?!!

もしかして…ケンカかな??

 

『なんか役に立つチカラがあんだろうよ!!!

まったくオメエは…なんのために桃、食べて来たのよ??』

 

ボクは恐くなって…

おばあさんのうしろに隠れた。

 

 

『あんなにスゲエ桃なら…

もっともっと!役に立つことに使うのに!!!

オメエは…無駄遣いの王様か?!!』

 

!!!!!

闇うさぎくんは、いぬくんを投げ飛ばした。

 

あ…!!!

 

ボクは、居ても立ってもいられなくなって

 

!!

いぬくんにかけよった。

 

『やめてよ!闇うさぎくん…!

いぬくんは、怪我してるんだよ!!!』

 

 


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