(うさぎ)
~第3章~
第80話:ご主人たま!
闇うさぎくんは
すこし、笑っているみたいだった。
寝顔を見ながら、いぬくんが言った。
『闇うさぎクン、眠っていると静かだなァァン…』
#そうじゃのう
おじいさんもうなずいた。
それからしばらくして、おじいさんが言った。
『わしらも今のうちに、休憩しておこうかの。
うさぎよ、
さっきわしらで作ったデザートがあったじゃろう』
!!!
#あっ
#そうだった
!! !! !!
いぬくんが息を切らして、
闇うさぎくんをソファに寝かしてくれた。
その間にボクは
急いで桃パフェを仕上げて、みんなに出した。
桃パフェを食べながら、
ボクは今までの出来事をみんなに聞いた。
!!!!!
ぇぇぇええっ
そんなことが起こったの?!!
・・・。
みんなで、闇うさぎくんの寝顔を見つめた。
闇うさぎくんは、なかなか起きなかった。