(闇うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
闇うさぎ・オレの夏休み!
その後の回想シーン⑭
オレはいつの間にか、夢をみていた。
去っていくうしろ姿…
小さく振っていた手を、
オレは、大きく振り直した。
さよなら バイバイ バイバイバイ…
さよなら バイバイ バイバイバイ…
姿が見えなくなると、オレはハハハと笑った。
#フゥ
#行っちまったか
・・・。
まあ、こんなもんだわ…
一緒にいたってよ!
良いことなんて、ねえんだわ。
お互いによ!
・・・。
さあ、オレも行くか。
オレは、後ろを向いた。
#さて
#なにしようかな
#ピョンコピョンコ
(ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロゲロ…)
(ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロゲロ…)
(ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロゲロ…)
?!!
なんだ?
カエルの声か??
#ベチベチベチベチッ
ちょっとゲコ子!
あんたも、
さっさと起こしちゃいなさいグァ!!
わたしたちも、
けんちゃん先輩と夏祭りに行くんだゲロゲッ!!!
#ペチペチ
#ペチペチ
闇うさぎくん…
起きてゲロ…
夏祭りの相談したいゲロゲ…!
??!
目を開けると、
ゲロ美とゲコ子がオレの顔を叩いていた。