(闇うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
闇うさぎ・オレの夏休み!
その後の回想シーン⑧
ビシュゥゥゥッ!!!!!
マスターが投げたトランプが…
固い土の壁に、突き刺さった。
#キャ〜ッ
『けんちゃん先輩すごいゲロッ!!!!!』
#パチパチパチパチパチパチパチパチ
#パチパチパチパチパチパチパチパチ
#パチパチパチパチパチパチパチパチ
#パチパチパチパチパチパチパチパチ
ゲロ美とゲコ子が興奮し、拍手しまくった。
『こんなすごい技グァできるなんて、
けんちゃん先輩、最高にカッコ良いグァ~!!!!!』
『闇うさぎくんグァ言ってた、
すごいものって…
これだったゲロゲ…』
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
ビシュゥゥゥッ!!!!!
マスターは、
張りきりまくって、トランプを投げに投げ…
とにかく手当たりしだいに投げまくった。
!!!!!!
その時…
#うっ
#イデデデッ
パンダが、バタリと倒れた。
!!!!!!!
#うわっ
パンダ!
おめえ、大丈夫か??!
オレが駆けよると、
パンダは、オレの耳元でコソッと言った。
『ずらかるぞ…
おめえの肩、貸せや…』
そういうと、パンダは
オレの肩に腕をまわし…
マスター達に、笑顔で言った。
『あれ??
痛えと思ったけど、
かすっただけだったかな??.
もう、大丈夫です!
血も出てないっすから!
いや〜!
それにしても
マスター、さすがっすね!!
せっかく、
すげえ技見せてもらったのに、すみません!
オレ、穴掘りすぎて
疲れちまったのかなあ…
#どうも
#めまいがする
マスター…
ちと、ギターを借りますが
また今度、見せてください!!!!
ゲロ美! ゲコ子!
マスターに
たっぷり見せてもらったら、
オレにまた、話し聞かせてくれや』
パンダはお辞儀をして、
オレをグイグイ押しながら
洞穴の外まで出て行った。