闇うさぎ・オレの夏休み!その後の回想シーン④

≪朝のあいさつ≫

(闇うさぎ)
3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】

闇うさぎ・オレの夏休み!
その後の回想シーン④


 

トランプを、ブーメランみたいに飛ばすんだ。

 

戻ってきたトランプの上に、

オレは、ぴょんと跳びのって

乗り物がわりに、空を飛ぶ。

 

そしたら

すげえ、カッコいいと思わねえか…

 

!!!!!!

 

#マスターが

#息をのんだ

 

『そんなことグァ、できるゲロ?!!

でも…

本当にできたら、すごいゲロゲ…

 

風のように早く

トランプを自由に操って、

いつでも

どこへでも飛んでいける

強くて、カッコイイ、カエルのマスター…

ボクも、

そんな自分になれたら

きっと、楽しいんだろうグァ…』

 

#マスターは

#外の光をジッと見つめた

 

子どもじみた

夢みたいなオレのアイディアを、

マスターは笑わなかった。

 

『ギターのアイディアは、面白いゲロゲ。

聞いてると

元気が出てくるから不思議だグァ〜』

 

マスターは、嬉しそうだった。

 

!!!!!!!

 

その時、

洞穴の外が騒がしくなった。

 

『おーい、ギター!

片付け、終わったか?!!』

 

『まったく、あんた!

レディをいつまで待たせるゲロッ

ちょっと、ゲコ子!

あんたも言ってやりなさいグァ!』

 

『すごいものって、なにゲロゲ…

あたちも、見せて欲しいグァ…』

 

!!!!!!!

 


うさぎの様子                   目次                     闇うさぎの夏休み・回想シーン⑤
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