(闇うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
闇うさぎ・オレの夏休み!
その後の回想シーン①
『オレ、もう
訳分かんねえんだわ…』
#ガッガッガッガッガッガッガッガッガッ
#ガッガッガッガッガッガッガッガッガッ
!!!
パンダの穴を掘る音が、早まっていった…
!!!!!!
おい、パンダ!
ちょっと待て!!
おめえに
すっげえもん見せてやるからよ!
オレの洞穴に、見に来いよ!!!
『すごいって…
なにグァ、すごいゲロ…』
『あんたの洞穴、
もう、入っても良いゲロゲ??
「危険」って書いてあったクァら
ずっと、入れなかったゲロ』
ゲロ美とゲコ子が、
オレの話しに食いついた。
!!!!!!
そうなのよ!
もう…
危険も、危険!!
朝から晩まで、毎日が
過酷な修行の
連続だったのだから!!!
#よし
#ちょっとだけ
#見せてやるか
オレはトランプを、
みんなに見せてやった。
!!!!!!
タネも仕掛けも、ございません!!!
このトランプを~!
!! !! !!
オレは腹筋に、
トランプを差しこんでやった。
#ギュッ
#ギュギュッ
オレは
腹筋に力を入れて、
トランプを上下させた。
#フゥ
#どうよこれっ
!!!!!!!
その時!
オレは、気がついてしまったのだ。
まさか…
オレの洞穴に、
マスターの野郎が
来てねえだろうな?!!
いかん…
マスターだけは、
なんっとしても避けねばならんっ!!!
・・・。
!!!!!!!
そうだ、忘れてた
オレの洞穴、
すげえ散らかってたんだ…
#すぐ
#片付けてくっからよ
ちょっと、待っててくれ!!!
#シュタタタタッ
オレは、走った。