今年最後に、もう一つブログを書きます。
11/19~11/25まで、ナナイロ会議実行委員会さん主催で
『対話アートNAGANO』のイベントがありました。
イベントは、
- 障がいのある人のアート作品の展示
- 多様性について、様々な分野のゲストスピーカーのお話し
- 世代別ディスカッション
- 交流会
といった、「多様性を認めあい、共生できる場をデザインする」ことをテーマにしており、
地域の高校生、大学生、障がいのある人、支援をしている方など、その他多くの方々の協力を得て、今回が第1回目の試みだそうです。
私はゲストスピーカーのお話しと、世代別ディスカッション、交流会に参加しました。
ディスカッションって、どんなだろう??
多様性の話しなんて、しにくいよね?
だって、多数派の中の少数派だよ…?
みんな、どんな話しをするんだろ?
先入観とか、偏見とか、集団心理とか…集団からの人の目って、怖いよね…?
なんで、話さなきゃならないの??
最初から、ディープな話しがでたらどうしよう
わたし、あまり言いたくないな…
そう思うのだったら行かなきゃいいのですが、
他の人がどんな話しをするのか、わたしは興味を持ってしまったのです。
こんな心配な気持ちで、みんなは参加してないかもしれないぞ…
言いたくない時は、無理して言わなくても大丈夫!
不安でしたが、勇気を出して参加してきました。
そうしましたら、会場の雰囲気は実にナチュラルでした(笑)
身近に感じた「私の困り感」とか、グループ内で共通したものを見つけるゲームとか、
楽しくおしゃべりできました。
交流会では、イベントの感想を言い合う場面もあったのですが
自分が発言していて、気がついたことがありました。
- 自分の中ではまだ、多様性を認めあうことは不可能だと思っていること。
- 多数派の集団心理が作り上げた偏見で、
少数派を排除しようとしないで欲しいと思っていること。 - 多数派はいつか少数派になる日が来ると思っていて、
少数派になってみないと、相手の気持ちはわからないんじゃないかと思っていること。 - 多様性を認めあえなくても、知ってもらう、排除しない、それだけできっと少しずつ
少数派の人たちが暮らしやすい世の中に変わっていくと思っていること。
今回はこんな感想を持ちましたが、時間が経つにつれて自分の気持ちに変化が出てくるかもしれません。
こういった多様性についてのイベントが行われて、考えるきっかけが出来ることがありがたく、大切だと思いました。
来年もイベントがあったら、ぜひまた参加させていただきたいと思います。