たぬきち、ぽん太郎とボクの夏休みの思い出㉑

短編つぶやき小説

(うさぎ)
第3.3章 

たぬきち、ぽん太郎とボクの夏休みの思い出㉑


 

たぬきちさんは手紙を開くと

 

!!!

目を見開いた。

 

『ここに、かいてあるべな!

つぶやきぃっ!!!』

 

たぬきちさんはボクを呼ぶと、

 

!!!

手をボクに向けた。

 

『わかったど、つぶやきぃ!

 

シモンのとりがたはぁ…

 

こうしでっ…!

 

こうしでっ…!!

 

こうやっで…!!!』

 

たぬきちさんは、

肉球の毛をかき分けると、舌を出し

 

!!! !!!

 

舐めて湿らせた、その時だった…!

 

!!!

『そうじゃないです!』

 

竹の穴から声が聞こえた。

 

『それじゃあ、上手くシモンは取れません

舐めるぐらいじゃ、土が少ししかつかないのでっ

それに衛生面でも、問題がありますよね?!

だから、水です!水っ!

水だと土がしっかりついて、シモンの保存が利きやすいんです!

シモンは短期保管では、意味がないっ

省スペースで長期保管ができることが、シモン採取の最大のメリットなんですから!

とにかく、いま水を流します!』

 

こっちを向いていた竹の棒が

グッと下にさがり、

 

!!!

 

竹の穴から、ちょろちょろと水が流れ出した。

 

 


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