(うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
うさぎ・ボクの夏休み!
その後の回想シーン⑭
!!!!!!!
電話はコアラからだった。
『昨日は闇うさぎくん、
やっぱり通じなかったわ。
だから、
パンダにも電話してみたの。
!!
そしたらね、
パンダの電話もおかしかったのよ。
途中でプツプツ音がして、1回切れちゃって…
電話線の工事でもしてたのかしら?
そうそう!
パンダのところに
闇うさぎくんが、しょっちゅう遊びに来るんですって。
だから
闇うさぎくんが遊びに来たら、
話しを聞いておいてくれるって』
それから、
コアラはボクに聞いた。
『うさぎくん。
あけみちゃんの連絡先、知ってる?
あけみちゃんだけ、わたし電話番号がわからなくて。
夏祭りは、夜遅いし
女の子が他にもいた方が良いなあと思って』
ボクが、知らないと答えると
コアラは言った。
『マスターなら、知ってるかしら?
みんなに連絡するついでに、
わたし、ちょっと聞いてみるわね』
!!!
ボクも手伝うよ!
ボクの言葉に、コアラはこたえた。
『大丈夫よ、うさぎくんは。
匹数が多いと、メモしたりも大変でしょ。
わたし、こういうの慣れてるから』
!!!!!
ボクだって、メモできるよ
#むぎゅむぎゅっ
ボクはちょっぴり悲しくなったけど、
コアラの優しさに甘えることにした。