(うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
うさぎ・ボクの夏休み!
その後の回想シーン②
お布団に寝転んでいたら、
いつの間にか汗だくになっていた。
!!!
そうだっ
天気が良いから、お布団を干さなきゃっ
#ピョンコピョンコ
ボクはベランダに出て、お布団を干した。
!!!
今日は、空がキレイだな…
ボクはベランダに敷物を広げ、ゴロリと横になった。
そして、空をながめた。
『みんなはいつでも、
お空の上から見守っていてくれてるわ』
うさぎおばさんの言葉は、ボクの宝物だった。
ボクは空を見てると、落ち着いた。
かあさん達は
どの雲に乗っているんだろう…
高くて、よく見えないけれど
みんながお空の上から、
ボクをきっと見てくれてるんだ。
ボクはじっと、空を眺めた。
もしかして、かあさんが
雲の上からボクに手を振ってくれてるかもしれない…
ボクは目を凝らした。
とうさん!かあさん!
今日もお空がキレイだよっ
かあさんのところからは、
もっともっと、空がキレイに見えますか?
いくつも雲がゆっくりと、ボクを通りすぎていった。