《闇うさぎ・朝のあいさつ 》6月1日

≪朝のあいさつ≫

(闇うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】

《闇うさぎ・朝のあいさつ》6月1日


 

おす! 元気か!

まったく…パンダの野郎…

あいつ、

だからナメられるんだ!!

あんなやり方、続けてたら

オレまでナメられちまう…

あいつら、調子に乗りやがって!!!

そろそろ

オレ流のやりかたで

やるしかねえんじゃねえか?!!!

~回想シーン~

あの日、

落とし穴の中で、

パンダは言った。

『協力してやってもいいが、

おめえ、オレの言うこと

ちゃんと聞けるか?

いつも、

勝手なことばかりしやがるが…

おめえに、良い事教えてやるよ。

この世の中を

うまく生きぬくための、基本中の基本!

3つの大原則だ!!』

あいつは、もったいつけるように

オレの顔の前に

一本ずつ、指を立てた。

―――――――――――

#1つ

悪いことしたと思ったなら、まずは謝れ。

#2つ

いらない感情は、殺しちまえ。

トラブルの原因だ。

#3つ

余計なことは言うな。笑って見守れ。

パンダは、真剣な顔で言った。

『余計なことさえ言わなけりゃ、

ウソだって、つかなくて済む。

知ってるか?

ウソをつくとな、

閻魔さまに舌を抜かれ…

いつか、焼き殺されるんだと』

!!!!

はぁああ??

なんだその、ふざけた大原則…!!

そんなこと、

できるわけねーじゃねえか!!

オレが言い返すと、

パンダは言った。

『安心しろ。

おめえが出来なくても、

オレができるから。

オレの常識と、おめえの常識は違う。

おめえの常識の方が、

オレにはイカれて見えるし…

オレには、

おめえみたいなことは

やりたくたっても、出来ねえ…

おめえ、この店でまた

楽しく過ごしたいんだろ?

だったら、

オレのやり方も使ってみろよ。

おめえのやり方より、

絶対、うまくいくと思うぜ!

とにかく!

おめえは、

マスター達に

早めにあやまるんだ。

で、そのあとは静かに

話しの成り行きを

見守ってみろ。

大丈夫だ。

何かあれば、オレが

紙で合図をおくるから』


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