《闇うさぎ・朝のあいさつ 》3月12日

(闇うさぎ)
第2.2章 時空のゆがみ ~うさぎたちの日記(春)~

《闇うさぎ・朝のあいさつ》3月12日


 

おす! 元気か!

うさぎくんのランチは、

やっぱり旨い!!

はやく食べて

こりゃあ、お替りせねば!!

その時、

ぺペロンチーノの

唐辛子を指にはめながら

マスターが言った。

『ギターに聞いたんだが、

お花見といえば、

余興をするゲロゲ??

誰が、ボクと一緒に

余興するグァ??』

濡れぶきんで

マスターの手を拭きながら、

うさぎくんが答えた。

『ボクとコアラは

お花見の弁当を用意するので、

余興のかわりに

料理担当でお願いします!!』

それを聞いて、

コアラがみんなに聞いた。

『お弁当、

食べたい物があったら教えてね。

みんな、お酒は飲める??』

ほう、そうか。

うさぎくんと、ゴリラ以外は

酒を飲めるクチしい。

じゃあよ!!

足りなくならねえように

酒、たくさん買って

持っていった方が良いな!!

『では、わたしは

荷物運びでもしますか』

ゴリラが言った。

『ボクも、一緒にするっす』

ビーバーが、手をあげた。

オレとパンダは、

2匹で余興の練習を

はじめたところだが、

マスターはどうする?

一緒にやるか??

ちと、場所が遠くて

練習がハードだが。

#パンダが静かに
#首を振った

#無理です
#無理無理

!!!

その時…

さるが口を開いた。

#キィ
#キィィィ

!!!!

ゴリラが、通訳した。

『マスターと組んでやっても

良いと言ってるが…どうしますか?』

#マスターはぶるぶる
#首を振った

#無理無理
#無理ゲロゲ

だから、

オレは言ってやったんだ。

無理かどうかは、

やってみないと分からんだろう!

余興ほど、

ビデオカメラに

映える映像は無いぜ!!

 


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