(うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
《うさぎ・朝のあいさつ》7月6日
おはよう。
キッチンで、
料理をしていると
コアラが話しかけてきた。
『ねえ…うさぎくん。
「友達以外のメニュー表」
あれ、まだ
壁に貼ったままじゃない?!
マスター、
はがさないのかしら…』
!!!
そうなんだ。
朝、ボクも
聞いてみたんだ。
そしたら、
まだ、貼っておいてって!
金色の石、
ビーバーから
もらうってことなのかなあ??
でも、この前は
もらってなかったよ。
#うーん
#分からないね
!! !!
その時、
キッチンの窓を
コンコン
叩く音がした。
!!!
窓に、
カエルがたくさん、はりついていた。
コアラが窓を開けると
カエル達は
こそこそと
部屋の中にはいってきた。
『頼まれたとおり、
マスターには内緒グェ…
紹介したい
おんなの子達を、連れてきたゲロゲッ!
どうしたら良いグァ??』
!!!
あっ!
この前、お店に来てた女性たちだ!
えっ…紹介?!!
ボクがびっくりしていると、
顔の大きな女性のカエルが、自己紹介をはじめた。
『あたちは、ゲコ子…
顔の大きさじゃ、誰にも負けないグァ…
カエル第8学校の水泳部グェ
けんちゃん先輩に憧れて、あたちも入部…
幽霊部員から補欠にのし上がった存在グェッス…!』
『あたしは、ゲロ美!
口の悪さじゃ、誰にも負けないグァッ!
カエル第8学校の水泳部グェッ
マネージャー歴8パーセント!
残りは、幽霊部員でしグァッ!!!
情報をかきまわすのグァッ、得意グェッス!!』
『わたしは、あけみ!
癒し系と天然系に憧グァれる
とっても明るい、おとめ女子!!
カエル第8学校の水泳部グェッ
けんちゃん先輩の応援担当してましグァッ!!
ピアノと歌が得意グェッス!!!』
!!!!!