(うさぎ)
第3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(夏)】
《うさぎ・朝のあいさつ》6月22日
おはよう。
昨日は料理中に、
思わぬハプニングになっちゃって…
ボクは、
責任を感じていた。
ごめんね、みんな…!
ボクがもっと
フタをしっかり
つかんでおけば良かったんだ…
にらみつけるマスターを前に、
カエル達がうなずいた。
#そうゲロゲ
#フタが
#跳ぶからいけないグァッ
『バカゲロゲッ!!
このっ…
ゲロゲロゲッ、グァッ!!!』
マスターの目が
みるみるうちにつり上がり…
!!!
あごの下の風船が
割れんばかりに、ふくらんでいった。
#ゲロゲロゲロゲロ
#ゲロゲロゲロゲロ
#ゲロゲロゲロゲロ
#ゲロゲロゲロゲロ
#ゲロゲロゲロゲロ
#ゲロゲロゲロゲロ
『やべぇぞ…
けんちゃん、怒らせんな…』
むくんだカエルが、
後ずさりした瞬間…
マスターの舌が伸びた。
#シュパーンッ
#ビシィィィッ
!!!
舌は
むくんだカエルの腕に
からみついた。
!!
と思った瞬間…
マスターが消えた。
#シュッッッ
あれ~!
どこに行ったの??
#キョロキョロ
!!!
#シュパーンッ
#ビシィッ
あれっ…
カエルが2匹も
床にころがってる…
いつのまに~!!!
#シュパーンッ
#ビシィィィッ
闇うさぎくんが、
上を指さした。
#ゲロゲロゲロゲロゲロ
#必殺ぅぅう
#げんこつグァッ
ドシュッ!!!!!