《うさぎ・朝のあいさつ 》2月12日

(うさぎ)
第2.2章 時空のゆがみ ~うさぎたちの日記(冬)~

《うさぎ・朝のあいさつ》2月12日


 

おはよう。

あの日、ゴリラは言った。

『うさぎくん。

キミはなぜ、

そんな大事なことを

だまっていたんだ?!』

後悔してる。

ボクがもっと早く

みんなに、伝えれば良かったんだ。

あの日から何度も、

闇うさぎくん家に電話して

家にも行ってみたが、

出かけていないと言われた。

前に通勤途中に見た、

闇うさぎくんが書いたであろう

カラオケの張り紙。

お店の宣伝もしてくれてあって

嬉しくて、

闇うさぎくんに何度も聞いたんだ。

だけど

知らぬ、存ぜぬ…

みんなにも余計なことは言うなと

念を押された。

天使の帽子のことだって、そうだ。

知らないの一点張り。

悪いことしてる訳じゃないし

なぜ隠すのか分からなかったのだけど、

でも…

闇うさぎくんとボクは、

友達だもの。

いつかちゃんとボクに話してくれる。

それまで、待っていよう。

そう思ってた…

でもきっと、

それがいけなかったんだ…

~~~~~~~~

チラシの回想シーン
《うさぎ・朝のあいさつ》1月13日

~~~~~~~~~

『隠したい理由が

きっと、何かあったんだろう』

ゴリラが言った。

コアラが

ボクの肩に手を置いて言った。

『闇うさぎくんのことだから

きっとまた

ひょっこり元気に現れるわよ!!

うさぎくんは、悪くないわ。

友達との、約束守っただけじゃない。

うさぎくん、落ち込んじゃだめよ』

 


闇うさぎの様子≫                目次              《うさぎ・朝のあいさつ》2月15日
タイトルとURLをコピーしました