(うさぎ)
第2.2章 時空のゆがみ ~うさぎたちの日記(冬)~
《うさぎ・朝のあいさつ》1月27日
おはよう。
闇うさぎくんが、
カウンターで腕組みをしていた。
なにか、真剣に考えているみたいで
眉間にシワが寄っている…
#こんな時は
#リフレッシュが良いね
闇うさぎくんの分と…
こっちがボクの分…
温かい甘酒を2杯、
コップにいれて
一緒に飲んだ。
フゥ…フゥ…
フゥ…
#あったまる
湯気と息がゆれあう…
ことばのいらない時間が、
ボクは好きだ。
#フゥ
#落ち着くなぁ〜
『おまえさ…
この仕事、たのしいか?』
ボクは、うなずいた。
『そうか…
そりゃあ、なによりだ…』
フゥ…フゥ…
フゥ…
#闇うさぎくんの
#眉間のシワが消えていた