(闇うさぎ)~第3章~第47話:諦めるわけないだろう…!!

短編つぶやき小説

(闇うさぎ)
~第3章~

47話:諦めるわけないだろう…!!


 

 

~!~!~~!~~!!!~~~!~~~!~~~!!!!!??!!

 

足がもつれて、オレは山を転げ落ちた。

 

#ウギャーーーッ

 

!! !! !! !!

#イデデデデ

#痛えなちくしょうっ

 

身体中あちこち打ちながら、

オレは回転しまくり、勢いが止まらなかった…

 

誰か…

誰か…

止めてくれぇぇ…

助け…て…

 

身体が割れそうに痛かった。

 

もうダメだ…

 

走馬灯のように、思い出がよみがえった。

 

家族の笑顔…

うさぎくんの笑顔…

もるちゃんの食い顔…

走り去る、クソいぬの後ろ姿…

くそじじい…

 

くそじじいめ…

オレだけ桃に願いごとができねえなんて

不公平にも程がある…

 

オレだってよ…

桃にお願いできてりゃあ、

こんな山道走らずに

空だって飛べてたのに…!

 

!! !! !! !!

#イデッ

#イデデデッ

 

身体の痛みと一緒に、

沸ふつと怒りがこみ上げてきた。

 

おまえ…

これで良いのか…?

いつでも桃を食べられる奴なんかに

簡単に負けてよ…

 

オレだってよ!

桃さえ食べられりゃあ、負けてねえしっ!!!!

 

おめえっ、筋トレだって…

あんなに頑張ってきたんだろ?!

 

オレの筋肉は…本物だしっ

あいつらの筋肉は、

桃を食べただけの

薄っぺらなニセモノじゃねえか…!!!

 

!! !! !! !!

#イデッ

#イデデデッ

 

おまえ

そんなんで諦めんのか?

 

・・・。

 

#あきらめんな
#あきらめんな

筋肉がオマエを待ってる…

#自分を
#あきらめんな

 

!!!!!!

 

このオレが…こんなことで…

諦めるわけないだろう…!!

 

ピクピク… …

萎縮した筋肉が

エンジンをかけるように動きだした。

上腕二頭筋からの三頭筋…

三頭筋からの四頭筋…

四頭筋からの…

アクセル…噴火!!

 

!!!!!!

うぉりゃぁぁぁああああっ!!!!!

 

丸めたカラダの筋肉を一気にふくらませて

ガチガチに丸めこみ、

オレは弾丸のごとく

猛烈に地面を回転した。

 

#ゴロロロロッ

#ゴロロロロロロッッ

よしっ!

このまま一気に山をかけ降りてやるっ!!!

 

その時だった!

けたたましく吠えたてる、いぬの声が近くで聞こえた。

んっ?!

 

#キャイーンッ

#身体に衝撃が走った

 

気がついた時には、もう遅かった…

 

!!!!!!!

オレは、いぬとぶつかっていた。

 


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