《闇うさぎ・朝のあいさつ 》9月3日

≪朝のあいさつ≫

(闇うさぎ)
3.3章 【仮題:時空の◯◯◯◯ ~うさぎたちの日記~(秋)】

《闇うさぎ・朝のあいさつ》9月3日


 

おす! 元気か!

 

『喫茶店の近所には、たばこ屋さんグァあったゲロゲ!』

 

昨日、マスターは得意げに言った。

 

たばこ屋さん??

たばこ屋さんとはいったい…

 

オレの質問に

マスターはまた、得意げにこたえた。

 

『たばこが売ってる、店ゲロゲッ!

あと、お菓子とジュースも売ってるグァッ!

あと、切手も売ってるゲロ!!

宅配便もそこから出せるって、

昔、ばあちゃんが言ってたゲロゲッ』

 

・・・。

 

#ホウ

#それが

#たばこ屋さんか

 

ところでそこは、

カラオケの客が来そうな場所なのか??

 

オレの質問を無視して、

マスターは思い出話しをしはじめた。

 

『学生時代はボク、

たばこを買いに、しょっちゅう行ってたゲロゲ。

たばこ屋のおっちゃんが、

けっこう変わったおっちゃんで、話しが面白くっグェ。

 

「いいか!男は、細かいことは気にするグァ!

男なら、もっと世界を見るゲロッ!

世界は広いゲロゲ!!!

いろんなヤツがいて面白いぞ~!」って

おっちゃん、

よく、酒を飲みながら言ってたゲロゲ〜

懐かしいゲロ…

 

・・・。

そうクァ!

それでボク、喫茶店を開きたくなったんグァ。

カエルだけじゃなくって

色んな動物達にお茶を出してあげて、

みんなで楽しくおしゃべりができるような

インターナショナルな喫茶店!

おっちゃんのおかげで

ボクも、広い世界を見てみたくなったんグァッ』

 

!! !!

 

そう言うと、マスターはトランプの上から跳びおりた。

 

『ボク、これから

たばこ屋さんに行ってくるゲロ!

おっちゃんに

久しぶりにあいさつでもしてくるグァ。

元気にしてるクァな〜』

 

#ピョンコピョンコ

 

!!!!!!

 

おい!ちょっと待てよ!

オレも一緒に、着いて行ってやるからよっ!!!

 

なぜなら、オレはカラオケ店長!!!!

 

たばこ屋さんとやらが、

カラオケ店の入り口にふさわしい場所なのか

おっちゃんも含めて

しっかりと吟味しければっ!!!!

 

これもオレの、だいじな仕事なのだからっ

 

#シュタタタタッ

 

オレはマスターのあとを追った。

 


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